Happy Thanksgiving! まだまだ日本ではあまり馴染みのないサンクスギビングですが、アメリカでは日本のお正月に匹敵する、家族や親戚一同が集まる重要なイベントのひとつで、毎年11月の第4木曜日に行われています。ふだん仕事や学校などさまざまな理由で離れて暮らしている家族や親戚が一同に会し、神様に収穫の恵みを感謝する行事です。そのため、ひたすら食べて、食べて、食べ続けます(笑)。
感謝祭に欠かせないメインとしては、お腹に詰め物をし、オーブンでローストする七面鳥が一般的ですが、この時季ノースキャロライナでは、屋外に設置したドラム缶で七面鳥を豪快に『素揚げ』するお父さんの姿が街のあちこちで見受けられます。お腹にパンや野菜を詰める代わりに、なんと!カモ肉と鶏肉を大きい順に詰めていく、「ターダッケン」(ターキー+ダック+チキン)に挑戦する家庭もあります。
なんでもDIYが大好きなアメリカ人。おいしい手作りの料理とともに、ホームメイドのカクテルで、めったに会えない遠方からの親戚をおもてなしすることも。自宅にバーカウンターまで作ってしまう家庭もあるようです。男性に限らず、最近は女性にも人気のウイスキー。スコッチでもバーボンでも、それぞれに産地や熟成の年数にまつわるエピソードが豊富で、パーティの会話を一層盛り上げてくれる存在です。
そんなアメリカ生活での素敵な想い出と味覚を胸に、昨日11月30日(日)に東陽町のホテルイースト21東京にて行われた、『Whiskey Festival 2015 in Tokyo』に行ってきました!会場の入り口に差しかかると、すでにウイスキー特有のちょっと甘くてスモーキーな香りが!受付を済ませて会場入りすると、スコッチ、アメリカン、ジャパニーズ。ありとあらゆるウイスキーやスピリッツが、所狭しと並べられていました。
ふだんからお付き合いのあるメーカーさんも何社か出店されており、贔屓目からか、アメリカンの出店も多かったように思います。なかでも、弊社でも人気の高い、ホワイトウイスキーと同じ、樽熟成前のアンエイジド・ウイスキーとして紹介されている出展者さんがわりと多かったのが印象的でした。アンエイジドは、焼酎のような飲みやすさから、女性に積極的にアピールされているようでした。これから日本でもますます女性のウイスキー人口が増えていくんでしょうね。
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